「MAQUIA」12月号では、黒田啓蔵さんが肌だけでキャラ変できるベースメイクテクを伝授。今どきの透け感マット肌のつくり方を、おすすめアイテムとともに紹介します。
ベースメイクでこんなに変わるの?
女優肌の請負人 黒田啓蔵の
肌だけでキャラ変メイク
ファッションやシーンにあわせてキャラを変えたいと思ったら、ポイントメイクよりベースで違いを出していく方がずっとしっくりきて効果的! 自然かつ思いのままにキャラ変できる、黒田式ベースマジックを惜しみなく披露。
ヘア&メイクアップアーティスト
黒田啓蔵さん
包容力のある人柄と視線を惹きつけるメイクで、女優からミュージシャンまで、大物からの指名が絶えない。運気まで上がると評判で、映画祭やアワード時期には引っ張りだこに。
芯があるのに女性らしい
かっこいい人
薄膜&密着したマット肌にひと匙のツヤを
仕事シーンからドレスアップした日まで網羅できる、いちばんきちんとめの肌がこちら。見た目通り、触れ心地がさらりとしてそうなマットよりの質感が特徴ですね。ただ、マットな質感は、厚塗りやクールに見えて人を寄せつけにくい印象に陥りやすいから、特に薄く、肌にしっかり密着させることを意識して。また、Cゾーンにツヤを足して、立体感とハッピー感を盛ることも忘れずに。
A ファンデの質感を美しく忠実に映し出す、カラーレスな下地。透き通るような層をつくりだし、毛穴、凹凸、シワを目立たなく。コンプリートフィット クリームベース ¥7000/アンプリチュード B 厚ぼったさを感じさせない、光を感じるマット肌を演出。タンフリュイドエクラ マット SPF20・PA+++ 全8色 各¥13000、C 至福の肌あたり。ファンデを均一かつ薄膜にのばし、色ムラや毛穴をなかったことに。パンソーH(タンフリュイド&クレーム)¥6500/クレ・ド・ポー ボーテ D 内から発光するツヤに。ライトゴールド発色で、イキイキしたツヤに。シマー リクイド ハイライター 02 ¥3900/SUQQU
1 下地をまずは5点置き
下地Aを、顔全体に均等に行き渡るよう額、両頬、鼻筋、あごの5点に置く。
2 細部まで丁寧になじませる
顔全体に塗り広げたら、目のキワ、小鼻、唇端などは、指の腹を使ってぽんぽんなじませる。
3 ブラシでファンでを塗り広げる
手の甲にファンデBを取り、ブラシの毛先に含ませ、内から外に向かって塗り広げる。
4 額とフェイスラインは極薄
額やフェイスラインは、ブラシに余った少量のファンデを薄くのばしていく程度でOK。
5 ファンデを密着させる
ブラシをくるくると軽く螺旋を描くよう動かすことで、ファンデを薄く密着させていく。
6 細かい部分は小さな動きで
小鼻やまぶたの上などの細かい部分も、ブラシを小さな螺旋を描くように軽く動かして。
7 フレッシュなツヤをひと匙
手の甲に置いたハイライトを指先に少量のみ取り、目尻側Cゾーンに。平たい顔が3Dに!
“クールながらも人を拒絶しない
透けマット肌へドレスアップ”
MAQUIA 12月号
撮影/三宮幹史(モデル) Kevin Chan(物) ヘア&メイク/黒田啓蔵〈Iris〉 スタイリスト/西野メンコ モデル/飯豊まりえ 取材・文/中島 彩(MAQUIA) 企画・構成/横山由佳(MAQUIA)
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